わたしはバニの鼓姫です

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2014年 05月 22日

蛋白漏出性腸症という病気

福丸の同胎兄弟B君の病名

強い下痢がつづき 下痢止めも効かない
2ヶ月以上続いた下痢の為(勿論 その間獣医さんにも診察あり) 大学病院で検査治療し 回復に向かっていて ひと安心

この病気 あまり耳にしませんね

オーナーさんが 「他のワンちゃんにお役にたてるなら」 とご了解をえて載せさせて頂きます

急に下痢がつづき その下痢便には独特の匂いがあるそうです

血液検査でアルブミンの数値が低いとのこと
規定値 2,4~2,6 のところ 2、0以下の場合要注意

B君の場合食事療法で下痢を改善しています
その食事の内容

  ご飯
  ジャガイモ煮
  ささみ

これを体重に応じた量

ただこれは鉄分が不足しているので改善されたら足していくそうですし 
体力を取り戻し 体重も戻しながら普通食へとかえていくそうです

ただの下痢だと思いこみ治療方法を間違えたり 手遅れになると命にもかかわります
下痢止めで一時的に治る場合もありますが繰り返す事が多いそうです

確定診断は内視鏡検査などが必要ですが 
ただの下痢 とか 取り合えず下痢止めを飲ませておこうではなく 
まず血液検査をするといいかな と思いました

この病気 遺伝性があるようです

股関節形成不全 (関節の疾患) とか 悪性腫瘍のように頻発するものではないようですし
“お腹の弱い子” と思い下痢を繰り返しているだけだ と勘違いしているのかも知れません

バーニーズは関節の悪い子が多い とか 癌になる犬種と錯覚をしているオーナーさんが多いですが
決してそうではなく 健康で性格の良いバーニーズを繁殖していないだけではないでしょうか

日本での大きな頑丈そうな形の良いバーニーズでも体の中には悪い遺伝子で溢れているのかも知れません

オーナーも勉強して病気で苦しまないバニさんを本来の優しい穏やかな性格もったバニさんを求めましょう

オーナーが強く訴えていく事が健康で優しいバーニーズを生み出すのかも知れません???

福丸も股関節 膝関節が悪く 5ヶ月くらいの時から暫らくの間 辛く苦しい時期がありました

遺伝です

獣医さん通いが続きました 途方にくれました

我が家が本格的に低山ハイクを始めたきっかけは
福丸の足になんとか痛みなく一生を終えさせたいとの願いからです

今は鼓姫 福丸 父と母の楽しみになっています

可愛い家族であるワンズが苦しんだり 痛がったりしているのを見ているのは辛いものです
増して言葉で伝える事の出来ない子達です

どの犬種も同様ですが 求む 健康な子を・・・

癒してくれる可愛い子達です (先日の山で ご機嫌なコヒとフク)
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by kohimerobinhime | 2014-05-22 10:45 | 日常 | Comments(2)
Commented by ニコパパ at 2014-05-22 11:19 x
この病気はニコも発症しており、手当てが遅れたために腸に深刻なダメージが蓄積し、免疫介在性多発性関節炎の治療に用いたステロイドの副作用と相俟って、死につながったと感じています。
世界的に見れば癌や関節疾患と比べて、多く見られる病気というわけではありませんが、単なる下痢と見逃されている可能性もあります。遺伝性があり、同一血統にあるBくんと相次いで発症している事実があります。

ヨーロッパではバニの健全性や寿命は改善が進んでいます。
日本は酷い部類に入るのではないでしょうか。
癌や関節疾患が出るのは仕方が無いというような、ブリーダー側に都合の良いだけの文言に惑わされず、オーナー側から健全性を取り戻す努力をしなければと思います。
Commented by kohimerobinhime at 2014-05-22 12:36
ニコパパさま

鼓姫が犬皮膚組織球腫で獣医さんへ診察へ行った際
「バーニーズだからね」 と言う言葉を聞きました。
福丸の関節疾患の時も同様です。
それくらいバニさんには病気が当たり前のようになってしまっているんですね。
当たり前を変えて行く事は大変ですが 日本でも健康で長生きなバニさんが生まれるといいのですが・・・


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